目次
統計学の考え方とお膳立て
記述統計の役割
データ解析の出発点―データの特徴
データの収集と測度の構成
測度と尺度法
正規分布とデータ解析
変数間の非線型関係と多次元空間
変数の線型結合
ライカート方式、SD方式の弊害
例題による実証
等間隔得点から非等間隔得点へ、そして線形から非線形への道
順序づけられた選択肢に順序測度を用いるのはやめよう
拘束条件の無い自由なデータ解析法
ライカート得点方式を用いた線形解析との比較
各種の相関行列
お膳立てが成り立つなら、従来の方法を使おう
著者等紹介
西里静彦[ニシサトシズヒコ]
トロント大学名誉教授。関西学院大学客員教授。1961年北海道大学で修士、1966年ノースカロライナ大学でPh.D.を取得。マッギル大学を経て、1967年~2000年までトロント大学。計量心理学、なかでも双対尺度法の世界的権威で国際計量心理学会の会長、学会誌Psychometrikaの編集長を歴任。アメリカ統計学会のフェロー、ノースカロライナ大学心理学同窓会のDistinguished Alumnus(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。