出版社内容情報
薬を6種類以上飲むと副作用の可能性が高くなることをご存じですか? 私たちは誰もが加齢によって身体機能が衰える50代ぐらいからさまざまな薬を飲む機会は多くなります。さらに、エナジードリンクや栄養剤、サプリメント、健康食品など薬と一緒に体に取り込むことで、薬の作用を強めたり、弱めたりする可能性があるものに私たちは囲まれています。副作用のない安全な処方薬を飲んでいても、飲み合わせによって副作用になる可能性も高いのです。本書では、自己治癒力を高め、副作用のない正しい薬の飲み方や付き合い方を提案します。なぜ、お薬手帳が必要なのか? かかりつけの薬局を持った方がいいのか? 薬がなぜ1類、2類と区別されているのか? お薬代をなるべく抑える方法なども紹介します。
内容説明
その薬、そのまま飲んでも大丈夫?副作用を起こさない正しい薬の飲み方がわかる。
目次
第1章 よく使われる薬の勘違い(世の中には、いわゆる「風邪薬」は存在しない!?;抗生物質信仰の弊害 ほか)
第2章 副作用を減らす薬の飲み方(薬はどうやって作用するのか?;副作用はなぜ起こるのか? ほか)
第3章 自己治癒力を上げる薬との付き合い方(6種類以上の薬を飲むと副作用のリスクが上がる;薬は用法と用量を守るのが大原則 ほか)
第4章 気になる薬の裏事情(新薬は本当に安全なのか?;新薬はどのようにできるのか? ほか)
第5章 知らなければ損をする薬とお金の話(処方箋薬と市販薬はジェネリック(後発医薬品)を使おう
ジェネリック医薬品の疑問 ほか)
著者等紹介
鈴木素邦[スズキソホウ]
1980年生まれ。千葉県出身。薬剤師、経営学修士(MBA)。東京大学、慶應義塾大学など32大学の教壇に立ち、3万人以上の薬剤師を世に送り出す。また、武田薬品工業、ファイザー製薬など大手製薬企業20社以上から研修依頼なども受け、論理的でありながらユーモラスな講義で人気を集める。マネージャーとしてもチームで成果を出し、学長賞を2回受賞。現在は、祖父が創業した不動産管理会社の3代目社長に就任。経営ノウハウ、マネージャー経験、薬剤師経験などを生かし、薬局経営コンサルティングを新規事業として立ち上げ、薬局経営を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。