政治と経済の関係が3時間でわかる教養としての政治経済学

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政治と経済の関係が3時間でわかる教養としての政治経済学

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  • サイズ 46判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862808219
  • NDC分類 311
  • Cコード C0031

出版社内容情報

世の中の“しくみ”が面白いほど理解できる。

情報の不透明性やメディアの堕落、新型コロナ問題といった出来事を契機に、政治に関心を強める人が増えています。そうした現実の動きに合わせるかのように、学術的にも政治学と経済学の領域で政治経済学という新しいジャンルでの研究が盛んになっています。本書は、それを日本や世界の現状に応用して、平易な表現で一般のビジネスパーソンにも理解しやすいように解説しました。
 著者の井堀利宏氏は経済学関連の著作を多くもつ東大名誉教授。近年では『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)などの著作で話題となっています。

内容説明

政治が経済を動かし、経済が政治を動かす。両者の関係を理解するとき、社会の深淵を照らす視点が身につく。

目次

第1章 政治は経済で動く!
第2章 選挙を経済学で読む!
第3章 再分配を経済学で読む!
第4章 財政政策を経済学で読む!
第5章 金融政策を経済学で読む!
第6章 コロナ危機の政治経済学

著者等紹介

井堀利宏[イホリトシヒロ]
政策研究大学院大学特別教授。1952年、岡山県生まれ。東京大学経済学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学博士号取得。東京都立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授を経て、1993年~2015年まで東京大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

22
政策の良し悪しを論じる前に、まず政治家にならなければ提案し議論し決することもできない。ということで、なんとこの本は選挙制度から話は始まる。そして与党でなければ意味がないとも言うのだから選挙にしか関心のない政治家がいてもやむを得ないかw。▼タガが外れたように赤字国債の発行を続ける現在の日本政府の金融政策は本当に大丈夫なのか?解決策はあるのかと思って読み始めたが、やっぱり財政秩序を乱すことは将来に大きな禍根を残しそうだが、今さら止められないか?ヘタにやめれば急激なインフレが待っているのか?綱渡りのような、⇒2022/05/24

まゆまゆ

12
政治と経済の複雑な関係を解き明かそうとする内容。結論としては、民主主義と市場経済のメリットを最大限追求するべきで、その前提として政府と政治家への信頼感が不可欠である、とのこと。政治が信頼を取り戻すのはいつの日になるか……政治的景気循環説(与党は景気がいい時に選挙をやりたがる)は分かりやすかった。2021/12/27

そろけん

10
本書を読んで再分配の難しさを理解した。再分配には機会の平等か結果の平等かという2つの側面があるという気づきを得た。福祉国家の先進国である北欧諸国は政府への信頼が高いので重い再分配を実現できているが日本は政治への信頼は皆無であり、税負担の社会への有効性が見えない限り持続可能な再分配政策はあり得ないと考える。 低迷する日本経済の構造的問題の指摘に関しては、経済の実力水準が低迷した結果であり、潜在成長率を引き上げるには景気対策で需要を増加させるのではなく長期視点で供給サイドの生産性を上昇させる必要があると理解。2021/12/19

Go Extreme

3
政治は経済で動く:争点は経済 平時の民主主義・非常時の独裁 選挙を経済学で読む:望ましい選挙 1票の格差と最高裁判決が意味すること シルバー民主主義の弊害 ロビー団体と金の問題 再分配を経済学で読む:経済格差と再分配 5つの視点 既得権の見直し→格差是正 財政政策を経済学で読む:財政赤字の基本 ケインズ政策と政治的バイアス 情報のデジタル化 金融政策を経済学で読む:中央銀行 金融不安と事後的支援 地方銀行再生の現状と将来 コロナ危機の政治経済学:人命と経済の問題 コロナ危機への対応で生まれた政治不信2021/11/14

ももか

2
政治経済学の入門書。特に響いたポイント↓ 日本の民主主義:現役世代と高齢世代が暗黙のうちに結託して将来世代という共有資源を搾取する「シルバー優遇政治」 【独裁者の政策の相違】農耕社会:定住社会のため、同じ支配民から長期的に税収を徴収→国民の経済環境にも配慮し、弱者にもそれなりの再分配 狩猟社会:新しい獲物を求めて移動するため、ある地域で重税を課して、その地域の経済や支配民を疲弊させても、他の地域に移動して、新しい住民を対象に独裁政治することが可能。無慈悲に税収を最大化し、その場限りで収奪を図る。2022/04/16

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