出版社内容情報
ニュースが黙殺する事実と向き合う。
高度な情報網が発展した現在、数としての情報には困らない人がほとんどだろうが、その一方で情報の質を考えると、玉石混合になっているのも事実。SNSを中心にヘイトや思想による分断が顕著に見られ、日本に限らず、世界的にマスメディアの偏向報道や真実とは対照的なニュースも見られるようになった。折しも国内では新型コロナワクチンに端を発した政治不信が、その問題にさらに拍車をかけている。
私たちは限られた時間のなかで情報をどのように選び、取り入れることで、真実に辿り着けるのか? そして日常に役立つ有益な情報は得られるのか? 政治・経済を中心にフラーランス・ジャーナリスト、最高一郎氏が切り込む。
内容説明
報道が情報を搾取する社会であなたは「真実」にたどり着けるか。高度な情報網が発展した現在、「数」としての情報には困らない人がほとんどだろうが、その一方で情報の「質」は、玉石混交になっている。SNSを中心にヘイトや思想による分断が顕著に見られ、日本に限らず、世界的にマスメディアの偏向報道や真実とは対照的なニュースも見られるようになった。国内では根強い政治不信が、その問題に拍車をかけている。私たちは情報をどのように選び、取り入れることで、真実にたどり着けるのか?新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、ネットのすべてのメディアを経験したジャーナリスト、酒井綱一郎氏が切り込む。
目次
01 その言葉に気をつけろ―耳当たりの良い言葉の裏側に隠された意図を探り当てる
02 世界見て我が振り直せ―世界の情勢を知ることで日本の現在地を理解できる
03 縁遠い海外ニュースを「自分事」にする―グローバル化した世界では遠い海外の問題が“私”とつながる
04 為政者の思惑でニュースが動く―時の権力者は巧みな方法で国民の視線を問題から逸らす
05 「原典」にあたれば真相が見えてくる―表面的な報道が情報を搾取する加工されていない事実が新たな視点を生む
06 数字を疑い、数字に頼る―科学的なエビデンスも恣意的に扱われれば真実を覆う
07 割り切れないニュースは徹底的に対峙する―報道の熱が冷めたあともニュースは動く 急いで結論を出さなくてもいい
著者等紹介
酒井綱一郎[サカイコウイチロウ]
1957年、東京生まれ。国際基督教大学卒業後、毎日新聞東京本社入社。運動部記者を経て、88年日経BP社に。日経ビジネス編集部記者、副編集長ののち、96年から99年までニューヨーク支局長を務める。2001年、日経ビジネス編集部長となり、04年から日経ビジネス発行人を務めた。現在はフリーランスのジャーナリストで、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」のコメンテーターを務める。ほかに国際基督教大学理事、社会福祉法人愛光理事、世界の子どもにワクチンを日本委員会理事など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
ポップ430
moriko
Go Extreme
ikedajack