内容説明
「強い男」「優しい女」に立ち返れ!行き過ぎた「男女平等」の思想。男女が尊敬し合えないのは、男が自分の役割を忘れたからだ。
目次
第1部 「男女平等」の矛盾(「その先」を考えない無計画な思想;矛盾に気付き始めた女性たち;淘汰される「主婦」という生き方;「女らしさ」に疲れ切っている女たち;育児放棄の妻をどう注意すればいいのか ほか)
第2部 「男の役割」「女の役割」(「私は女です」が男女の優しさを生む;なぜ富豪が女性蔑視の発言をするのか;男女同化が危機管理能力を奪う;女性を危険に晒して平気な男たち;狭い場所でもいいから男はトップに立て ほか)
著者等紹介
里中李生[サトナカリショウ]
三重県生まれ。作家、エッセイスト。20歳の頃に上京し、30歳から写真家、フリーライターを経て作家活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
曽将軍
1
この本は、女性にもオススメできる。文章のテンポの良さが良いので、サクサクと読めてしまう。自分の彼氏や彼女が、著者の批判しているフェミニズムに毒されてしまっていないか、確認することができるはずだ。フェミニズムの本来の意味を取り違えて蔓延させてしまった、現代のフェミニストたち。彼ら彼女らは、男性を「イクメン」と称し女性化(弱体化)させ、女性からは母性を失くすことに成功した。私も現代の男性の弱さには、虫酸が走るときがある。この本の結論を一言で言うなら、「男性は○らしく、女性は○らしく」ということだろう。2020/02/12
田中彰英
0
何でも男女平等など馬鹿げていると。違う部分は違うんだと。男らしさ、女らしさの何が悪い。それぞれ特徴を生かして振る舞ってお互いを喜ばせあえばいいじゃないか。人としてのリスペクトを忘れずに。そんな感じ。フェミニズムとは本来、権利を与えられていなかった者たちが主張してきたものであり、多くの問題を解決してきた。ゼロにはならない。でも限りなく減った。その上でフェミニストたちは今度は平等を通り越して優位に立たせようとしているとか、結局は利益のためだとかそんなこと。主張激しめだけど面白かった。2023/02/23
Special77
0
結局、男の役割と女の役割を分けることは、女性を一人前扱いしていないことにつながる。2020/11/21