出版社内容情報
これからの時代を勝ち抜くためのビジネスの在り方を提言。
目次
第1章 すでに過ぎた転換点
第2章 イノベーションが生まれる場所
第3章 成熟社会型ビジネスモデル
第4章 マーケティングの常識が変わる
第5章 企業・顧客・社員の新しい関係性
第6章 リーダー・マネージャーの役割
第7章 財務・予算の目的は
第8章 すべての歯車をかみ合わせるために
著者等紹介
並木将央[ナミキマサオ]
1975年生まれ。株式会社ロードフロンティア代表取締役、中小企業診断士、MBA(経営管理修士)、ITコーディネータ。東京理科大学大学院工学研究科電気工学専攻博士前期課程修了、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社、つくば研究開発センター研究員勤務を経て、法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科修士課程修了。株式会社ロードフロンティアを設立し、現在に至る。成熟社会経営コンサルタントとして、業種、業態を問わない戦略構築が幅広い顧客の支持を得ている。経営コンサルティングを中心にセミナーや大学での講演など幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nosuke.M
5
著者は「成長社会」では仕事は生活の為、仕事で稼いだお金で商品を買い人より良い暮らしをするという幸せの尺度があったが、「成熟社会」ではある程度の生活水準が満たされ、画一的な幸せの基準がなくなったことで、幸せの定義を自身で再定義する必要がある状況だと述べている。そんな社会の変化を考慮し、ビジネスモデルの再構築や組織改革を企業に推奨している。重要な点として「感情の管理」を挙げており、社内やコミュニティ内で感謝を交換できる場を提供することが各メンバーが自己肯定感を高め、価値共創を加速させる鍵としている。2021/06/12
復活!! あくびちゃん!
4
「健在化されたニーズ」と「潜在的ニーズ」の違いが判っている人にとっては、タイトルほどのインパクトはなく、ごく普通の内容。説明のため回りくどい感じに書かれてはいるが、ある意味基本に忠実にビジネスを行うことが大切だということが分かる本でした。2020/12/19
tkokon
3
【転換】人口増加・経済成長が前提ではなくなる成熟社会においては、マーケティングも目標管理も人事・人材マネジメントも、財務・経理の考え方もすべて変えなければならない、という著者の主張はその通り。2020/12/18
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- John Eyre