内容説明
甲子園を目指す球児ひとりひとりに記録には残らない物語が必ずある。100回目の夏に送る13の感動ストーリー。
目次
東北初の女性監督と一緒に目指した甲子園
たった2人の部員と熱血監督の濃密でかけがえのない日々
凡事徹底を何度も繰り返すことで甲子園が視界に入ってくる
監督とチームをつなぐ役割を担ってチームを甲子園に導く
名門校の「伝令キャプテン」歩んだ苦闘の日々
生まれ変わった青年監督と弱小チームが強豪校に迫るまで
波乱万丈のサウスポーが間違いなくエースだった夏
亡き監督の夢を胸に抱いて挑んだ夏
一度はあきらめた野球に再び挑戦した夏
スタンドに響く応援が選手たちの気持ちに火をつけた!
たくさんの思いやりを胸に刻んで戦った3年間
投げられない夏を経験したから、全力で投げられる今がある
著者等紹介
寺下友徳[テラシタトモノリ]
1971年生まれ・東京都出身。國學院大學久我山高卒業後、亜細亜大へ進む。2004年10月からフリーライターとなる。2007年2月からは地方創生を期して愛媛県松山市に居を構え、現在は四国の野球を中心としたスポーツを全世界に発信する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たいぱぱ
55
東北初の女性監督、たったふたりの部員と熱血監督、強豪名門校での伝令キャプテンなど高校野球部での12の泣ける逸話。ここに載っている感動的な話の裏にはそうじゃない部分もたくさんあると推測してしまうけど、それも含めて高校野球なのかな思う。最後の夏が終わってしまってからの球場外で監督が3年生の選手に言葉をかけるシーンを見るのが好きです。その時に泣いてすべて洗い流せばいいと思う。「やっぱり人生の中で一番輝いてるのが(高校野球をやってた)今であってはならん。」この言葉は全くその通りだと思う。『これから』が大切だもん。2025/06/11
るっぴ
24
12の短編集。高校野球の選手、監督、マネージャー、親の心温まる話。私の会社のすぐ側の高校の話もあり、ビックリ。私も、もうちょっとだけ、頑張ろうかなと思えた。2018/11/24
やすにぃ
1
⭐️⭐️2021/12/27