内容説明
伸びる会社は取締役が違う！「社長の参謀」「戦略の立案・実行」「管理職の育成」「リスク管理」など、取締役が果たすべき役割、求められるスキルを具体的に解説！
目次
第１章 取締役とは何か？
第２章 組織論からみた取締役の役割
第３章 法律論からみた取締役の役割
第４章 取締役を待ち受ける「落とし穴」と「巧妙な罠」
第５章 こんなとき、取締役はどうするか？
第６章 トップと取締役の人間関係学
第７章 できる取締役の共通要素
著者等紹介
柳楽仁史［ナギラヒトシ］
株式会社船井総研ホールディングス執行役員ＣＳＲ・ＩＲ室担当、株式会社船井総研コーポレートリレーションズ代表取締役。兵庫県出身。関西学院大学商学部卒業。１９９２年船井総合研究所に入社。株式会社船井情報システムズ代表取締役常務、株式会社船井総合研究所経営統括室副室長、同執行役員社長室長などを経て、現職。内部マネジメント業務の責任者を歴任する傍ら、経営コンサルタント業務にも従事、幹部社員教育や社員の自発性を誘発する自活組織づくり、新規事業の開発と展開などに数多く携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
26
与えられた権限以上のリスクを踏まえて、求められる責任と成果。そこが醍醐味と推察。法律の観点から振り返る取締役の役割も興味深い。特に「監督者」。多次元の変数のBottomを踏まえた決断。取締役の実績評価が定性的な面も、『部分最適病』に繋がる気がする。決断と提言。故の、数字を含めた情報とComm.。「勤め人としてゴールか否か？」と問う著者・・・。遣り甲斐や金銭面においても、SMEの1種と捉え、キャリアパスの1つとして考えるべきではなかろうか。2014/09/29
くりりんワイン漬け
10
ごくごく当たり前のことではあるが、その当たり前のことを改めて一冊のノートにまとめる作業時間を削ってくれる本です。ただしこの内容はあくまでも、これから取締役として責任をとろうとするあなたにとっては、目次だけか、手引きてきな本です。これから自分で考え何が必要なのかを是非考えてほしいというメッセージを頂きました。2016/04/20
Yasomi Mori
6
取締役の役割を、組織論・法律論・トップとの人間関係・マインドのあり方、の各観点から解説。会社法上規定される、経営陣の牽制・監視役という側面以上に、取締役会で意思決定された事項の「執行役」としての役割にフォーカスしており、実践上知りたい話が一定整理されている。／大枠でいえば、取締役の守備範囲は「全部」。トップの思い描く理想と、現実のギャップを具体的戦略の立案・実行によって埋めるのが使命。上手くいっているときこそ、次の危機に備えた手を打つべきで（BSCの活用も有効）、トップの無理難題に応えられる存在になれと。2021/01/16
まさやん８０
4
部長とは違う取締役の心得について書かれているが、それは大部分部長にも当てはまるマネジメントの手法である。基本的なところをはき違える人が多いので、コンサルタントである著者は、書かずにおれなかったのだろう。 書いてあることは当然のことが多く、今さらの感があるが、その分、分かりやすいとは言える。2019/07/17
Coders
3
目的（定性、非数値）と目標（定量、数値）の違いをこの歳にして初めてわかったような気がする。2019/01/27
