内容説明
人々を驚かせた経営、行動の裏には出光佐三のゆるぎない信念があった。「熱き魂の経営者」その生涯にせまる!!
目次
第1章 熱き魂の男(筋を貫く生き方;無私、正義がキーワード ほか)
第2章 ゼロからの再スタート(2メートルの巻き手紙;従業員は家族である ほか)
第3章 佐三の経営哲学(代わりにどうするのか?;読書をしない、自ら考える生き方が成功を生む ほか)
第4章 佐三と人との出会い(大きな母の力;母からは愛、父からは生き方 ほか)
第5章 佐三のことば(佐三のことば;至誠をつくす ほか)
著者等紹介
松本幸夫[マツモトユキオ]
ヒューマンラーニング株式会社代表取締役。NPO法人日本プレゼンテーション協会認定マスタープレゼンター。1958年東京都出身。東京ヨガ道場主任インストラクター、経営者教育研究所を経て、現職。能力開発、メンタルヘルス、目標管理や時間管理、スピーチ、プレゼンテーション、交渉などの「コミュニケーション術」を主なテーマに、年間200回以上の研修・講演を行う。また人物論にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SORA
11
百田尚樹の「海賊と呼ばれた男」のモデルとなった出光佐三について詳しく書かれているかと思い読んだ。しかし、この小説を読んで書いたんじゃないかと思われるようなレベルだった。著者の経験等も交えながら語られるのが余計で、期待外れだった。2014/11/12
葉
2
黄金の奴隷や自分で考、自分の行動基準を持つことが大事である。筋を通すことが必要であり、中村天風とのやりとりの中で生き方の土台が青年時代に築かれたとしている。海賊と呼ばれたのは、油を用途別に調合して大口商談をまとめる際に、油の特約店はなわばりがあったが、佐三は果敢に挑んでいったことから由来とされている。出光興産の市場占有率は、1949年には9.2%だったが、1965年には16.5%と毎年上昇し、日本石油に引けをとらなかった。従業員は家族とし、人材本位で考えることが重要である。1981年に亡くなっている。2016/01/12
てつてつ
1
自分的に気になっている著者が、昨今話題の「海賊…」の方を書かれたゆうことで選んで読んでみました、会社人生論のチャートには納得、不安な時代の要求が「海賊」師を求めているのでしょうか。2014/09/26
しん
1
佐三は読書をしなかった、いやむしろできなかった。単なる読書で自分の頭で考えることをしなければむしろ役に立たない、今からでも読書をやめてみよう。衝撃的な内容だが確かに自分の頭で考えることが大切だ。2013/11/13
あちこ
0
11才の弟くん用に借りた本。うーん、時流に乗るために慌てて刊行した本なのか、残念でならない。表紙の佐三さんの写真はとてもいいのにな。内容が薄っぺらく感じるのは、著者の読み込みの浅さのせいだねえ。四冊の参考資料で理解できるほど、単純な生き方ではないと思うよ。著者自身の生活と絡めて紹介する手法も、痛々しいまでに佐三さんとの落差があっていただけない。2016/06/25
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