内容説明
代々木ゼミナールの人気トップ講師が本当に伝わる文章の書き方を教えます。論文、エントリーシート、企画書、レポート、プレゼン資料、メール、ブログ、ツイッター、フェイスブックなど、すべてに使える。
目次
第１日 文章を書く前に準備しよう―伝える方法、相手を考える
第２日 文章を書くときの心得・初級編―あなたの文章、こうなっていませんか
第３日 文章を書くときの心得・中級編―ちょっとしたコツで差をつける
第４日 文章を書くときの心得・上級編―伝わる文章を意識しよう
第５日 文章を書くときの心得・達人編―相手の心に響く文章を書くために
第６日 読み手を説得する方法
第７日 文章を書いた後―さらに正しい文章を書くために
著者等紹介
高橋廣敏［タカハシヒロトシ］
代々木ゼミナール現代文・小論文講師。早稲田大学卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NANA
5
図書館本。最近、日本語で文章を書く機会が増えたので、初めてこの手の本を読んでみた。読了後、かえってしばらくの間文章を起こせなくなってしまった（涙）2017/02/22
ぴょん
3
重要なことが端的に書かれているので軽くザッと読めます。この本では冒頭に、文章によって人間性が伝わる、「文は人なり」という言葉が出てきます。文章が固すぎても相手に余計な緊張を与えてしまいますし、逆に砕けすぎても馴れ馴れしさを感じさせてしまいます。スバリ的を得た言葉でドキリとさせられました。主語述語の関係や句読点の打ち方など普段私たちがそれとなく書いている、文章を書く上での文法の基本からもう少し突っ込んだ内容の発展までを学べます。2015/05/13
みぃ
2
代ゼミの小論文の人気講師による文章作成術指南。１００のルールを７つに分けて、７日間で学ぶ形式になっています。一つ一つのルールは、例文を示しつつ簡潔に解説されていて、取っつきやすく、気軽に読めます。いわゆる文章テクニックにとどまらず、事前準備や推敲、日頃の心構えにも触れている点が素晴らしい。情報発信するすべての人に薦めたい。いい本です。2015/02/19
きぬりん
1
予備校講師による綴方教室。読み手の立場に立った分かりやすい表現を最重要課題と位置づけ、主述の対応関係、読点や接続詞や助詞の使い方、文章の長さや段落の構成、副詞と文末との呼応など正しい語法や分かりやすい表現を説く初級編・中級編から出発し、伝わる文章・相手の心に響く文章の表現を伝授する上級編・達人編へと進み、構成や論理・発想法など説得力のある文章を書くためのコツへと至る。最後に、文章を書いた後の推敲法や上達法のティップスを伝える。大半は論文の書き方以前の内容だが、そのレベルから疎かな人の多さを考えれば、有用。2025/03/21
Yu Kobayashi
1
代ゼミ時代最も好きだった講師の本を本屋のビジネスエリアでたまたま見つけて購入。小論文を特訓している予備校生、レポートに追われる大学生はもちろんのこと、書類作成やメール、ブログに勤しむ社会人も是非。 この歳になってこの手の本を手に取るのは少し恥ずかしいが、いざ読んでみるとはっとさせられる部分が多かった。やはり日本語は難しい。 「氷が溶けたら水になる」ではなく「氷が溶けたら春になる」。講義を思い出した。 「沈思黙考」「一言居士」2015/08/17
