内容説明
営業パーソンは、「知識労働者」であり、「プロフェッショナル」でなくてはならない。「経営学の神様」ドラッカーの著作に学ぶ、成功する営業パーソンのエッセンス。
目次
イントロダクション 本書を理解するための2大原則
序章 営業パーソンへのドラッカーからのメッセージ
第1章 貢献と成果の章
第2章 時間管理の章
第3章 計画・行動の章
第4章 能力の章
第5章 成長の章
第6章 コミュニケーションの章
著者等紹介
長田周三[ナガタシュウゾウ]
BOND大学大学院経営学修士課程修了(MBA)。(株)ビズ・ナビ&カンパニー代表取締役。山口県下関市出身。47歳で独立するまでの25年間、職業経験は営業職・営業管理職だけという「営業フリーク」。海外の教育を日本の大学や高校に提供する(株)アイエスエイにおいて、20年にわたり営業、営業所長、支社長、営業本部長など47都道府県で営業と営業指導にあたる。2000年に独立、コンサルタント、研修講師として活動を開始。「高度な内容をわかりやすく講義する」ことで定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
8
本書を読んで、特に印象的だったのは、営業を「考える脚」と表現し、知識労働者として自己管理の重要性を強調している点です。成果を上げるためには集中と時間管理が不可欠であり、自らの強みを活かしつつ継続的に学習・成長することの大切さも説かれています。また、コミュニケーションは単なる理屈ではなく、相手の受け取り方が重要であるという指摘も興味深いものでした。さらに、自己責任の原則を理解し、他者に依存せずに自らのキャリアを決定する姿勢の必要性も強調されています。営業の本質や心構えについて深く考えさせられる内容でした。2021/02/11
mattu
7
読みやすい。わかりやすい。 時間をおいて再読です。2018/02/15
JUN
6
成長とは自信のことです。自信は自分が成し遂げたものからだけ受け取ることができます。つまり、何か高い目標に挑戦して成し遂げたとき、その分だけ成長するのです。2024/10/29
masa
3
ドラッカーの言葉はなかなか難しくて含蓄があるので、こういった本のように様々な切り口で何度も触れてみることが重要に感じる。たしかにドラッカーの言葉には営業の仕事で活かせることも多い。言葉の意味を噛みしめて実践してみたい。2015/05/22
inmt
2
常に人気のドラッカー。「もしドラ」の流行でさらに広い層に人気がでるのだろうか?よくある自己啓発の本は、「こうしていこう」「こうすれば上手くいく」って前向きな(無責任な)感じだけど、ドラッカーの本は「耳が痛い…」と感じる内容が多い。シンプルな言葉で、読み手に考えさせるっていうのが深いと思う。2010/12/23