内容説明
物流は企業活動にとって最も重要なライフラインであるが、多くの企業では物流を単なる「作業」や「コストセンター」としてしか見てこなかった。しかし、現在市場で圧倒的な競争力を持っている企業はすべて物流を「戦略」の観点から捉え、高収益や急成長を実現している。本書はこのような「戦略物流」を実現するための基礎知識から実践的ノウハウを解説。物流の現場担当者からマネジャー・経営幹部まで必読。
目次
第1章 物流と戦略物流
第2章 新しい取り組み(SCM・3PL)
第3章 マーケティング・CS(顧客満足)との関係
第4章 CS物流の実現
第5章 在庫削減手法
第6章 発注精度を上げる
第7章 物流改革の企業事例
著者等紹介
角井亮一[カクイリョウイチ]
株式会社イー・ロジット代表。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得修了後、米国ゴールデンゲート大学大学院でMBA(マーケティング専攻)を取得。経営戦略としての物流の観点から、多くの企業の物流戦略の策定、物流現場の改善、教育研修、システム導入を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らっそ
1
CSの現場への浸透に紙面を割いておられる点が共感できた。THE物流。 気になる一文:「1梱包あたりのコストをベンチマークする」ことが最も適切と言えます/商品≒製品+ロジスティクス2013/04/06
緑虫
1
「物流が競争戦略の上でいかに重要か」という事が説かれた本、つまりうちの会社の売り物の購入者になりうる層に向けて書かれた本なので、物流の会社の中からは見えにくい世間での物流常識が見えてよかった。逆に物流の会社の人としてはこの本の内容くらいは空で口から出るようじゃなきゃダメダメなわけで。折りを見ての再読が必要。2011/05/22
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