出版社内容情報
どのような授業が生徒に深い学びをもたらすのか。教師に求められる役割や技術とは?
生徒の主体性を引き出しつつ、確実に学習目標へと導かなければならない。ティーチング・パラドックスを乗り越え、「深い学び」をもたらす授業作りをするために必要なこととは何か。学習科学や創造性研究の知見にもとづき、教師のあり方を説いた教育関係者必読の一冊!
目次
第1章 イントロダクション
ガイド付き即興法を使った教え方/ティーチング・パラドックスに立ち向かう/未来の創造的な教師のために
第2章 創造的な知識を教える
創造的な知識と浅い知識/「カバー主義の罠」を乗り越える/創造性の学習と州の学習基準/創造的な思考習慣/数学、科学、歴史の創造的な知識/各科目で創造性を教えるには
第3章 ガイド付き即興法
即興を学ぶ/協働と即興/教師のための即興テクニック/教師がルールを破らなければならない時/ガイド付き即興法のための授業計画/構造と即興のバランス/まとめ
第4章 ティーチング・パラドックスを克服する
ガイド付き即興法の構造/課題解決型学習とティーチング・パラドックス/ティーチング・パラドックスと折り合いをつける ― 六つのケーススタディ/新米教師から即興の達人へ/教えるための教科内容の知識を使った即興/まとめ
第5章 創造性のための学校
創造的な学校の文化/創造的な学校のリーダーシップ/創造的な学校の組織構造/創造的な学校の成績評価/まとめ
第6章 実践に向けて
内容説明
生徒の自由な発言をもとに授業を展開しつつも、学習目標へ確実にガイドしなければならない。教師はつねに「即興」と「計画」のあいだに立たされている。その難しさを引き受けた先に、生徒が自ら「学び」を発見する授業が生まれる!
目次
第1章 イントロダクション
第2章 創造的な知識を教える
第3章 ガイド付き即興法
第4章 ティーチング・パラドックスを克服する
第5章 創造性のための学校
第6章 実践に向けて
著者等紹介
ソーヤー,キース[ソーヤー,キース] [Sawyer,Keith]
ノースカロライナ大学チャペルヒル校教育イノベーションのモーガン特別教授。1982年にMITでコンピュータサイエンスの学位を取得後、アタリに就職しビデオゲームの設計に携わる。ジャズピアニストとして30年以上の活動歴があり、数年間シカゴの即興劇団でピアニストを務めながらシカゴ大学の心理学博士号を目指して研究生活を送った。現在は美術大学院の教育と学習を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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