出版社内容情報
人と組織を官僚主義の呪縛から解き放ち
自由を求めて奮闘するイノベーターたちの変革ストーリー
イノベーションを量産するW・L・ゴア
労働組合改革からV字回復をしたハーレーダビッドソン
「ティール組織」の代表事例となったFAVI、サン・ハイドローリックス
経営の常識を覆して「自由と秩序」を両立させ、飛躍を遂げる企業が世界中に存在する
なぜリーダーたちは変革を始めたのか? 何が成否を分けたのか?
この本には、かつて日本企業が成功した理由が詰まっている
今こそそれを再発見する時ではないか
――島田太郎(東芝社長CEO)
進化型組織論の中で、変革に向き合うリーダーに勇気をもたらす一冊
――嘉村賢州(『ティール組織』解説者)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酔花
2
自律的な組織をいかにして創り出すか。企業に勤めると、申請・ルール・基準の山に埋もれて嫌になることがあるが、本書はそれに縛られない組織の在り方が示される。それは「人を信頼し、任せること」である。単なる性善説ともとれるが、正確には現場を一番知っているのは経営者ではなく、担当者であることから、担当者自身に業務の判断をさせ、改善させることは理にかなっている。官僚型の組織だと、3%の悪者に対処するため、97%のその他の人びとにとっては不要なルールを敷くという箇所は、頷けることが多い。2024/02/18
Go Extreme
1
動き出すフリーダム・インク: HOW・WHY企業 信頼のバケツ 3%のための経営: 官僚主義 無気力病 職人→オートメーション: 官僚主義 平和を実現したサル 自由≠何でもあり: 解放企業を実現するビジョン 始めた理由: 怒りと羨望 羨望→実践 平等な関係: 円形組織 既存企業を解放: 直接の語りかけ→変化 逆委任 博愛の心 解放が失敗するとき セルフ・モチベーション 失われたブーツを求めて 悪しき常識に立ち向かった者たち 解放型リーダーシップの秘密 究極の矛盾 蝶には編隊飛行ができない理由 解放への道2024/03/05