内容説明
「当たり前の徹底」が圧倒的な成果を生む。セールの乱発、企画の丸投げ、商品の画一化、若者を低賃金で使い捨てにする経営…アパレル業界の悪しき慣習を厳しく批判し、人・現場・ブランドにこだわって大成功。「人を幸せにする産業」アパレルの可能性を信じ、愚直にビジネスに向き合う中で見出したものとは?Dickies(ディッキーズ)の爆発的成長を導いた経営プロフェッショナル、不屈の仕事論。
目次
第1章 アパレルは成長産業だ(「成長は不要」だなんて無責任な意見に耳を貸すな;伸びている市場もある事実。あきらめる前にやるべきことがある ほか)
第2章 僕のアパレルビジネス奮闘記(大学で感じた幻滅。自分で動かなければ世界は何も変わらない;リクルートの営業で3ヶ月間売上ゼロ。挫折のなかで学んだこと ほか)
第3章 アート&サイエンスが成功の鍵(未来がわからないからこそ、作り手の「思い」が大切;ディスプレイから接客まで、「真実の瞬間」は店頭にある ほか)
第4章 ほんとうに人を尊重する経営とは(人への投資がいちばん大事。政府が賃上げ要請する国はおかしい;人員削減は最悪の選択肢。人を活かさず捨てる大手企業の罪 ほか)
第5章 なりたいものになる勇気を持て(旧来の組織観を疑え。いま見えるものだけが世界のすべてではない;すべては時間の使い方次第。時間軸を合わせ、余裕を生み出す ほか)
著者等紹介
平山真也[ヒラヤマシンヤ]
グローバル・コマース・イノベーション・リミテッドマネージングディレクター。株式会社UnitedlyEC取締役会長。1978年、大阪府生まれ。ベイン・アンド・カンパニー、リクルートを経て、2002年よりカートサーモンアソシエイツにて大手小売や消費財企業に対するコンサルティングを手がける。2006年、中国の大手アパレルブランドMetersbonweの戦略担当役員に就任し、同社の経営再建に従事。2008年、アメリカのアパレルブランド、ディッキーズの中国法人の立ち上げに副社長として参画。2011年にディッキーズ日本法人を立ち上げ、社長に就任。2013年3月に北アジア社長、北アジアプレジデントに就任。2018年4月に退任し、グローバル・コマース・イノベーション・リミテッドを設立し、越境EC事業を行う株式会社UnitedlyECの取締役会長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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