出版社内容情報
従来の「メンタルヘルス対策」を超えた組織づくりを求める経営者・マネジャー・人事担当者の必読書。/いま注目の?Wポジティブ心理学?Wを組織に応用する/「レジリエンス ビルディング」の手法が詰まった一冊/
内容説明
グローバル化、新規事業の立ち上げ、不況や災害…一人ひとりが次々と起こる変化に流されることなく柔軟に対処し、組織を成長させるために必要なこととは?注目の“ポジティブ心理学”を組織に応用する手法が詰まった一冊。
目次
序章 いま問われる、組織のあり方―「不調者」対応から「変化に強い」組織づくりへ(多様化するメンタル不調者;なぜ「メンタルヘルス研修」では対処できないのか ほか)
第1章 人を根っこから成長させる「レジリエンスビルディング」―プログラムが生まれた背景と広がり(なぜ「レジリエンス」が注目されているのか;レジリエンスは習得できるスキル ほか)
第2章 レジリエントな組織づくりのために―変化に強い組織のつくり方(体制をつくる;指標を決める ほか)
第3章 個人へのフォローアップ―変化に強い社員のつくり方(「レジリエンスビルディング」トレーニングの流れ;社員個人のレジリエンス度を測定する―レジリエンス・アセスメント ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinking_sketch_book
17
★★☆☆☆ レジリエンスは良くわかるけど、組織での具体的な取り組みが抽象的で良く分からない。その点で期待外れだった。個人視点では最後のアプリやツール紹介が唐突という印象だが、それでやっと有意義な情報を得られたという感じがする。全体的にはレジリエンスはメンタル対策の本とは違うと書いていながら、何が違うのかあまり分からなかった。2014/06/05
kentake
2
メンタルヘルス対策がすなわち人材育成となるような統合的施策が必要であるという、冒頭の問題提起には多いに賛同するが、その具体的な方法論は、やや物足りなく感じた。ただ、自分の強みと弱みを把握し、弱みを意識的に克服することにより、レジリエンスを高めることができるという考え方は分かりやすい。2014/10/09
chihix
2
体育会系的な弱音をはくな!ってのはもう古いという理由がわかった気がします。 これから必要とされる精神的な強さというのは、ダメージを負わないことではなく。ダメージから回復する力なのかな。 変化し続ける社会では、あらかじめこけないようにするのは必要だけど、同時にこけたあとすぐ立ち上がる力が必要なんだと思いました。 本書は企業や組織でどう値を測り、伸ばすかという話から、個人の特性までかかれていて、参考になりました。 私も柔軟にしなやかにいきていきたいものです。2014/05/20
とっぴぃ
1
レジリエンスの概念が浸透すれば、企業のメンタルヘルス対策のあり方が対処療法ではなく、根源療法になりそう。2014/05/16
ひ※ろ
0
★★★☆☆2015/03/03