内容説明
“20世紀最高の経営者”ジャック・ウェルチの後任として45歳で巨大企金GEのCEOとなったジェフリー・イメルト。未曾有の危機と逆風の中、驚異的な成長と変革を導く新時代ビジネス・リーダーの実像に迫る。
目次
ウェルチを引き継ぐ
チャンスを活かす
有事の強さ
ケガの功名
状況を把握する
大きな夢を育む
イノベーションに投資する
エコマジネーション
コアバリューを維持する
プロセスとしての成長〔ほか〕
著者等紹介
マギー,デビッド[マギー,デビッド][Magee,David]
ビジネス・ジャーナリスト。ウォールストリート・ジャーナル、ハーバード・ビジネス・レビュー、ニューズウィークなど各紙誌に寄稿している
関美和[セキミワ]
1965年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。現在はベビーシッター会社のメイ・コーポレーション代表取締役。ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー誌などの翻訳者としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Willie the Wildcat
48
カリスマ後継者。嫌でも比較される実績と資質。9.11、エンロン、住宅バブルなどの世相も、政治や経済における転換期となる。エンロンからの風力ビジネスを含めたエコマジネーション・プロジェクトが前者であり、ハサウェイ者への優先株割当てが後者。評伝が中心のため、一歩踏み込んで氏の”核心”に迫る部分が物足りなくも感じるが、情報公開の姿勢などの哲学は十二分に伝わる。今後ももれなくGEのDNAは受け継がれていく気がする。なお蛇足ですが、社長就任報告時の氏の父親の”年金”コメントが粋。息子への心からの祝福ですね。2017/06/07
Akitoshi Maekawa
2
現在の研究テーマ。ウェルチ以降のGEが割とリアリティ豊かに書かれていた。9.11直後の就任から今日までイメルトがどのようにGEの経営をしてきたのか?「企業の寿命を左右するのは二つの要因だ。一つは業績。そしてもう一つは自己再生能力である」とは、まさしく現在のRMPに向けてある言葉。3Mも実践している新規事業での売上目標をシビアに持つ事は、イノベーションが生み出される土壌の構築に影響をすると思う。間接的にいくつかのヒントをもらいました。基本はリーダーシップと実行力。2014/05/10
かちを
1
☆☆☆☆☆2017/08/15
まめタンク
1
2015年94冊目。2015/09/27
けんと
0
現GE会長イメルト氏のGEでのキャリアをリアルな意思決定の場面の描写を通じて理解することができた。また、ウェルチ氏と、経営者として異なる点と共通する点がわかり、GEにおけるリーダー像の抽出に役立った。2016/02/01
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