内容説明
新司法試験は司法制度改革の一貫として推し進められ、合格者3,000人を目標にその数は増加傾向にあり、旧試験と比べ、法曹を目指しやすくする制度として2006年からスタートした。しかし、ふたを開けてみれば掲げられていた「合格率7割」からはほど遠い合格率。それに加え、明確な決意や目標がないままロースクールへ進学した人も多く、試験の合否にかかわらず、その後のキャリアを築けない人たちが続出する結果となった。司法試験に合格したら、いかにしてキャリアを築くか?合格には至らず試験から撤退したら、どうすればいいのか?ロースクールへ行く前に考えておかなければならないことは何か?何百人もの司法試験受験生を対象に、就職・転職をサポートしてきた著者が、司法試験を取り巻く問題と現状を明らかにする。
目次
第1章 司法試験制度の現状と就職難
第2章 司法試験を目指す覚悟
第3章 ロースクールへ行く前に考えること
第4章 ロースクール生が考えること
第5章 ロースクール卒業後に考えること
第6章 キャリアビジョンを持つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ
2
ロースクールに行ったら何が起こって、何を得られ、何を失うのかということについて、あくまで客観的に分析、というか忠告しているところが本書のもっとも重要な点ではないだろうか。特にロースクールができた直後は軽い気持ちで入学してしまい、後になってこんなはずじゃなかったと嘆く学生が続出したことを考えると、こういう本があることはとても貴重だと思う。結局は入る覚悟はあるか、一つに固執するんじゃなくて状況に応じて臨機応変に考えることができるか、ということが大事。2011/07/19
つっきー
1
まさに今学部生として法律を学んでいるので…いろいろと、考えるべきことを整理するのに助けとなってくれる本だと思います2013/01/12
nobu
0
少し古いかと思う点もあったけど、ロースクールへ入ってから視野が狭くなる前に、考えておくべきことについてそのきっかけをくれた。昔と違い、現実には資格を得たら勝ちとは全くもって言えない今、どれだけ強い動機や目的意識を持ってその道へ進めるか。ただ進学するのは破滅を招く。2013/09/01
MondayHellishDay(Monday)
0
ロースクールへ行く前の本…と思いきや、ロースクールや司法試験を受けるのをもう一度考え直そう!という本。あとがきにもあるが、とてもネガティブな本である。ただ、司法試験は名前の通りなとを落とすための試験なので、落ちた時のことを考えておかなくてはならないのは確かに事実。生半可な気持ちでローや司法試験に望んではならないとはっきりと言い切った異色の本だな、と感じた。2013/07/02
ななちき
0
大体同じ事を繰り返していて、本としては全然褒められない出来。 しかも合格できなかった時のことも考えておきましょう、ってそんなのあたり前だろ?2013/02/08




