内容説明
人間にとって言葉とはなにか?短歌の言葉とは?月刊誌「短歌研究」での28回にわたる連載を纏めた渾身の一冊。
目次
短歌渉猟―和文脈を追いかけて(宮中歌会始;短歌の声について;順番が生むもの;場所と記憶;和文脈の中の“私”)
短歌における日本語としての「われ」の問題(二つの「われ」;「見えけり」と「なりにける哉」;自己分離と自己投入;写生という方法;窪田空穂の主観と客観;「いま」と「ここ」;フレームの崩壊)
著者等紹介
今井恵子[イマイケイコ]
1952年東京都生まれ。1973年早稲田大学在学中に「まひる野」に入会して作歌を始める。現在、「まひる野」の選歌・運営委員。2008年「求められる言葉」にて第26回現代短歌評論賞受賞。2023年『運ぶ眼、運ばれる眼』にて第9回佐藤佐太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 限りなき欲望