内容説明
過ぎ去った「季節の余熱」を歌に甦らせる、師・塚本邦雄に捧げる第一歌集。
目次
ネクタイの星
失踪前夜
水面の空
フィクション
撤退
霖雨の朝
今日の痕跡
季節の余熱
難破船
たそがれ
望郷の花
寒い灯台
畸形の街
敗軍の兵
長い助走
傍観者
初期作
著者等紹介
太田二郎[オオタジロウ]
1951年東京生まれ。早稲田大学卒。スポーツ新聞で主として紙面レイアウトに従事。29歳から作歌を始め、塚本邦雄、寺山修司に影響を受ける。2016年、「玲瓏」に入会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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