出版社内容情報
●抗リウマチ薬(DMARDs)の適正使用のために,個々の症例ごとに何を重視し,どのような処方をするべきか? この問いに対する答えを,最新エビデンスを踏まえてクリアカットに解説。
●「薬剤ごとの特徴と適正使用」,「特定状況での薬剤選択と使い方」,「有害事象とその対策」にFocusした実践的構成。巻末には,抗リウマチ薬とその相互作用の一覧を収載。
●診察室のサイドテキストとして,必要な時にすぐに最適の選択が得られるよう工夫されています。
目次
1.抗リウマチ薬の歴史と進歩
2.関節リウマチ治療における抗リウマチ薬の位置付
3.抗リウマチ薬の特徴と適正使用
免疫調整薬
免疫抑制薬
・メトトレキサート(MTX)
・MTX以外の免疫抑制薬
生物学的製剤
JAK阻害薬
抗RANKL抗体製剤
4.特定の状況での抗リウマチ薬の薬剤選択と使い方
小児のリウマチ
妊婦,授乳婦の関節リウマチ
高齢者の関節リウマチ
周術期の関節リウマチ
がん患者の関節リウマチ
肝機能障害のある関節リウマチ
腎機能障害のある関節リウマチ
難治性リウマチ性疾患
シェーグレン症候群のある関節リウマチ
5.抗リウマチ薬の有害事象(副作用)とその対策
日和見感染症
間質性肺炎
骨髄障害
悪性腫瘍
その他の副作用
6.抗リウマチ薬の患者指導のポイント
7.資料編
・主な抗リウマチ薬の概要
・主な抗リウマチ薬の相互作用