内容説明
「なぜ音が出るのか?」「なぜ音が変わるのか?」仕組みを理解して自作する。音デバイスに使えるパーツの種類・選び方のコツから、レイテンシーとの闘い、デジタル/アナログ入力処理のコツ、OSC制御、シーケンサーなど、インターフェイス処理の実ノウハウも満載!!
目次
準備編
サウンド編(オシレーター(Oscillator)―振動させる
アンプ(Amplifier)―増幅させる、減衰させる、カットする
フィルター(Filter)―特定の周波数の音を変動させる
さまざまな信号を使った制御)
コントローラー編(パーツの特徴・選び方;パーツ制御のノウハウ;コントローラーリズムの追求)
著者等紹介
山田達也[ヤマダタツヤ]
1984年宮城県生まれ。筑波大学大学院数理物質科学研究科電子・物理工学専攻卒業。外資系の某半導体メーカーに勤務しつつ、DJや趣味で開発した電子楽器でライブを行っている。2006年「自作電子楽器ノブログ」をスタート。レコードを使って演奏できる電子楽器「Anvs」(Analog Vinyl Synthesizer)を開発し、海外のターンテーブリストから注目を得る。また、レコードに描かれた特殊なピクチャー版をアニメーションのように表示する装置「TAF」(Turntable Animation Flasher)、電子楽器の機能を個別にキット化したOto Devicesを開発
山本俊一[ヤマモトシュンイチ]
日本大学大学院理工学研究科量子理工学専攻非線形非平衡統計物理学研究室で博士前期課程を修了後、2008年にKORG ZERO4のクロスフェーダーをスクラッチ用フェーダーに交換して、一部のスクラッチジャンキーに熱い支持を受ける。そこから、音デバイス開発の道を歩み始め、PICratchBox、DORAnomeといった、フィジカルに重点を置いたコントローラーを開発。現在は、OSCに特化したプロトタイピングボードPICrouterの開発に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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