内容説明
あなたの仕事に活きる、プロフェッショナルIAの問題解決アプローチ。ネットイヤーグループのUXデザイナー「坂本式」思考プロセスでわかる。
目次
1 IAというスキル
2 情報分類とメニューの最適化
3 サイトストラクチャの理解
4 ナビゲーションパターンと用法
5 ユーザー行動と画面設計
6 ワイヤーフレームの設計
7 ケーススタディ
著者等紹介
坂本貴史[サカモトタカシ]
2002年より、ネットイヤーグループ株式会社にて、IA/UXデザイナーとして活躍中。主に、企業におけるインタラクティブマーケティング支援(コンサルティング)やWebサイト構築におけるクリエイティブディレクションを担当。とくに、Web情報アーキテクチャを設計する専門職インフォメーションアーキテクトとして活躍中で、執筆・寄稿やセミナーの講師なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saiid al-Halawi
7
今までなんとなくでワイヤー書いてたけどプロのは勉強なるなー。IAみたいな不可視の部分、アウトプットの前段階の「考えるコスト」に予算が出づらいってのはホントそうで、とくに日本のIT産業の場合下手に建築の擬制みたいなやり方やってるからこの傾向に拍車がかかってる気がする。2015/03/27
yutanpo
3
ステップごとになってるので分かりやすかった。入門書といった感じ。2021/03/10
T
2
まずこの本は、知識はあるが実務に結び付いていない人のための本であるとのことで、入門書としては難しい。ただ、IAとは職業ではなくスキルである、つまり必ずしも専門家がやる必要はなく、そのWebサイトに関わる人が考えればいいこと、というのを始めにインプットできたのは大きい。また、可視化とタスクへの組み込みがIAを定着させるポイントというのも重要で、ここを理解できていないとスタートすら切れない。スケジュールの線は、成果物を作る作業時間でしかない。作業工数には「考える」タスクが含まれていない。2016/05/30
oyamadashokiti
2
最後の対談読んでから内容を読んだ方が理解しやすいと思った。しかしこういう本苦手だ。内容入ってこない。2015/07/25
カエル子
2
1年以上前に買ってつまみ食いしていた本をやっと通読。坂本さん、素晴らしい仕事をしてくれています。ワイヤーフレームとケーススタディの章はリサーチャーの私にはあまり関係しませんが、それ以外の部分は、言葉づかいや分析の仕方、分析結果の見せ方など、ウェブユーザビリティの評価結果をまとめるときに速攻役立つことが満載でした。初心者にはちょっと難しいかもしれないので多少の手ほどきは必要かもしれませんが、ユーザビリティ評価できるようになりたい方にはオススメの一冊。2015/02/24