内容説明
民族学・考古学の遺跡発掘調査のため、約40年間イスラエルと関わってきた著者が見て感じた、彼の地の自然と文化が織りなす世界。スケールの大きい複雑な歴史と今を生きる人々の姿に触れる。
目次
1章 イスラエルへの道(イスラエルへ;イスラエル出入国事情)
2章 ガリラヤ湖畔の遺跡エン・ゲブ(楽しき発掘;イスラエルでの生活)
3章 イスラエル探訪(リベラルな北部;ローマ帝国の遺産 ほか)
4章 アブラハムの神は語る―エルサレムをめぐる(民族性と活動;アブラハムの神をめぐって)
5章 イスラエルの地の人々(エン・ゲブのカエサル;ゴラン高原の石工ドルーズ ほか)
著者等紹介
平川敬治[ヒラカワケイジ]
1955年福岡生まれ。九州大学教育研究センター講師他、社会人学習講座の講師などを歴任。考古学・地理学・民族学を専攻し、自ら足を運ぶことをモットーに地域の香りのする総合的な比較文化の構築を目指す。主なフィールドは日本を含めた東アジア、西アジア、ヨーロッパで調査を続行中。1983年よりイスラエルで調査を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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