内容説明
古代史は文献資料が限られるため、ゲノム解析などの最新バイオサイエンス、ハイテクノロジーが活躍し、近年ではその結果を参考に縄文人や弥生人の非常に精巧な復顔像が作られ話題になるなど、理系の学問に近づいています。本書では、縄文、弥生、邪馬台国、日本書紀、万世一系などの古代史について、最新の研究結果を紹介し、従来の定説を検証します。併せて、ゲノム解析にAIを活用した著者の英語論文も収録しました。
目次
第1章 縄文人のサイエンス(3800年前の縄文人のDNA;朝鮮半島には縄文人が住んでいた ほか)
第2章 弥生人のサイエンス(弥生時代が500年早まった;イネが運ばれたルートは ほか)
第3章 邪馬台国のサイエンス(邪馬台国は北部九州にあった;卑弥呼は天照大神なのか ほか)
第4章 日本書紀のサイエンス(日本書紀の謎の解読ことはじめ;奇想天外な仮説を思いつく ほか)
終章 万世一系のサイエンス(万世一系は本当なのか;万世一系の定義を拡張する ほか)
著者等紹介
金澤正由樹[カナザワマサユキ]
1960年代関東地方生まれ。ABOセンター研究員。社会人になってから、井沢元彦氏の著作に出会い、日本史に興味を持つ。以後、国内と海外の情報を収集し、ゲノム解析や天文学などの知識を生かして、独自の視点で古代史を研究。コンピューターサイエンス専攻。数学教員免許、英検1級、TOEIC900点のホルダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kingbluesmasa
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