目次
小説「紀ノ川」の謎―“虚”と“実”の綾織り(有吉佐和子の創作態度;小説「紀ノ川」に描かれた“虚”と“実”;豊乃から花へ、そして華子へ;長編「紀ノ川」に吸収された短編小説「死んだ家」;華子の立ち位置―歌舞伎・舞踊との関わり;物語の詩と真実)
付章・資料(歌舞伎関係資料―アメリカ留学時代;訪問記―「歌舞伎の話を訊く」(抄)
物語と演劇の融合―初期資料拾遺)
著者等紹介
半田美永[ハンダヨシナガ]
昭和22年(1947)8月、和歌山県生。皇學館大学大学院博士課程修了。専攻、国文学(近代文学)。職歴、講談社子規全集編纂室、智辯学園和歌山中学・高等学校教諭、皇學館大学教授を経て、平成30年(2018)3月、皇學館大学特別教授を任期満了退職。博士(文学)。現在、皇學館大学名誉教授。中国河南師範大学客員教授。国際熊野学会理事(副代表)、子規研究の会理事(会長)、伊勢日赤病院倫理委員等。放送大学、明治大学リバティアカデミー、早稲田大学エクステンションセンター等の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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