出版社内容情報
「一身にして二生」を体験する現代人必読の一冊
AI時代を生き抜くヒントがここにある!
使節団は自ら大容量のUSBメモリとなって、国造りに必要なソフトウェアを記憶した……。
立国の使命を胸に欧米を巡った維新の英傑たちは、驚異のニューメディアに何を見たのか?
IT革命の原風景から、我が国逓信通信行政の紀元を読み解く。
プロローグ─元祖IT革命のさなかに─
? 元勲たちの文明ツアー
一、幕末維新の電信事情
二、岩倉使節団の構成と特徴
三、書記官久米邦武の仕事
? モールス電信発祥の地で
一、『実記』が描く電信の発展
二、岩倉具視とモールスの交信
三、語られざる電信の活躍
? 女王陛下のインターネット
一、パクスブリタニカの繁栄
二、海底電信線路の拡張
三、帝国主義の手先として
? 鉄血宰相の権力装置
一、新興プロイセンへの期待
二、兵器としての電信網
三、電信技能者の養成システム
エピローグ─岩倉使節団とその後の電気通信─
あとがき
附録一 岩倉使節団構成員一覧
附録二 岩倉使節団同伴留学生一覧
附録三 図版出典一覧
附録四 参考・引用文献一覧
索引
松田裕之[マツダヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
使節団は自ら大容量のUSBメモリとなって、国造りに必要なソフトウェアを記憶した…立国の使命を胸に欧米を巡った維新の英傑たちは、驚異のニューメディアに何をみたのか?IT革命の原風景から、我が国通信行政の起源を読み解く。
目次
プロローグ―元祖IT革命のさなかに
1 元勲たちの文明ツアー
2 モールス電信発祥の地で
3 女王陛下のインターネット
4 鉄血宰相の権力装置
エピローグ―岩倉使節団とその後の電気通信
著者等紹介
松田裕之[マツダヒロユキ]
昭和33(1958)年3月24日大阪市生。神戸学院大学経営学部教授。ヒストリーライター。博士「商学」関西大学。本務校で経営管理総論・労務管理論を講じながら、情報通信史や開港地の実業史に関する著書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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