根本思想を骨抜きにした『ツァラトゥストラ』翻訳史―並びに、それに関わる日本近代文学

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根本思想を骨抜きにした『ツァラトゥストラ』翻訳史―並びに、それに関わる日本近代文学

  • 小山 修一【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 418p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862656988
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0090

出版社内容情報

ニーチェの命の翻訳はー日本近代文学の死角

『ツァラトゥストラ』の目的は、読者に健やかな喜びを極めさせることにある。だが「没落」という言葉の意図的な乱用によって、その根本思想は骨抜きにされてきた。その換骨奪胎の歴史を辿ってみると、復古の闇が見えてくる。

序章から二章は背景。三章は本論! 四章から六章は再び背景、或いは樗牛(ちょぎゅう)オールドファンへの贈物。七章の「漱石と長江」は斬新そのもの、日本近代文学の最大の死角を抉り出しているのではないか。八章から十章は本丸本論!! とにかく、鴎外や啄木をはじめ、平塚らいてう、更には原節子に到るまで興味津津のテーマが満載!

小山修一[コヤマシュウイチ]
著・文・その他

内容説明

序章から二章は背景。三章は本論!四章から六章は再び背景、或いは樗牛オールドファンへの贈物。七章の「漱石と長江」は斬新そのもの、日本近代文学の最大の死角を抉り出しているのではないか。八章から十章は本丸本論!!とにかく、鴎外や啄木をはじめ、平塚らいてう、更には原節子に到るまで興味津津のテーマが満載!

目次

『悦ばしき知識』第二版の為の「序文」一は何を問うているのか
根本思想の謎
根本思想をめぐる“蜘蛛の網”としてのハイデッガー
根本思想の掏り替えを狙った安倍能成訳『この人を見よ』に続く翻訳史
ニーチェと高山樗牛と生田長江を結ぶ「美的生活を論ず」
ニーチェと「美的生活を論ず」との関係を否定する見解について
自然主義と『ツァラトゥストラ』の根本思想の起源
漱石と長江―漱石没後百年追悼、長江没後八十年追悼、平塚らいてう没後四十五年追悼
生田長江訳における根本思想の暗殺
『ツァラトゥストラ』“序説1”第八連を中心とする翻訳史
原節子没後一年追悼 「安城家の舞踏会」と『ツァラトゥストラ』の「没落」

著者等紹介

小山修一[コヤマシュウイチ]
1948年福岡県生まれ。中央大学大学院文学研究科独文専攻博士後期課程修了。1989年4月から2012年3月まで石巻専修大学経営学部准教授。元『文芸東北』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。