内容説明
作者の両親の姿を通して、真実の愛の姿と戦争の残酷さを子供の眼から描きだす。現実と未来への限りない思いが込められた傑作。ボールドウィン・ツエッテルの版画8葉が飾る。
著者等紹介
ブラウン,フォルカー[ブラウン,フォルカー] [Braun,Volker]
1939年ドレスデン生まれ。ライプツィヒ大学哲学科卒業。在学中に芸術アカデミーの新人詩人として、文芸誌「ジン・ウント・フォルム」に登場。戦後、分裂、再統一を経たドイツ、および世界の時代に対する鋭い批判精神は一貫している。2000年にドイツの権威ある文学賞ビューヒナー賞受賞。詩、戯曲、小説など作品多数
酒井明子[サカイアキコ]
東京女子大学、東京都立大学社会科学研究科大学院修士課程修了。早稲田大学、東京工業大学講師を経て、横浜商科大学元教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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