内容説明
シャンソンへの誘い。“シャンソンを「歌う」、シャンソンを「聴く」と、三幅対をなすのがシャンソンを「読む」という楽しみです。”第一人者が語るシャンソンの魅力。
目次
第1話 白井鐵造と『すみれの花咲く頃』―リラとスミレとフリーダーと
第2話 ミスタンゲットのシャンソン『パリゼット』(Parisette)―白井鐵造、ミスタンゲット、そしてツクバネソウ
第3話 モンマルトル讃歌、またはノスタルジー―コラ・ヴォケール、フレエル、そしてふさぎの虫
第4話 フランス国歌『ラ・マルセイエーズ』をめぐって―シャンとシャンソン
第5話 アンドレ・ジュベールの『ぼくのブロンド女性のそばで』―金髪女、それとも金髪娘?
第6話 ジルベール・ベコーと『詩人が死んだ時』―矢車菊の花咲く時
著者等紹介
三木原浩史[ミキハラヒロシ]
1947年神戸市生まれ。1971年京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程(フランス語学フランス文学専攻)中退。大阪教育大学教育学部助教授、神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。シャンソン研究会顧問。浜松シャンソンコンクール(フランス大使館後援)審査委員長。専門:フランス文学・フランス文化論(特に、シャンソン・フランセーズ研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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