出版社内容情報
岡?忠弘[オカザキタダヒロ]
内容説明
ドイツ語文化圏に今も息づく壮絶な闘いの記憶。『ファウスト』とともにドイツ文学の双璧をなす英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』を、原文の一語・一文・一詩節を考量しながらの綿密な翻訳。詳細な訳注と解説を付す。待望の完全新訳。
目次
前編(ジーフリトのこと;ジーフリトがヴォルムスへ来たこと;ジーフリトがザクセン軍と戦ったこと;ジーフリトがはじめてクリエムヒルトに会ったこと;グンテルがプリュンヒルトを求めてイースラントへ渡ったこと ほか)
後編(エッツェル王がクリエムヒルト求婚の使者をブルグントの国へ送ったこと;クリエムヒルトがフン族の国へ向かったこと;クリエムヒルトがエッツェルに迎え入れられたこと;兄弟たちが祝宴へ来るよう、クリエムヒルトが事を進めたこと;ウェルベルとスウェメルが主君のことづてを伝えたこと ほか)
著者等紹介
岡〓忠弘[オカザキタダヒロ]
1938年鹿児島県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程中退。言語学専攻。広島大学名誉教授。職歴:近畿大学、北海道大学、広島大学。1976年フルボルト財団奨学生としてハイデルベルク大学留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。