内容説明
若き日にマルクスを知り、下請けで生きてきた主人公。退職後帰省し、農村生活のなか愛と性に悩む…。生涯独身者が増え続ける今を描き、人間とは何か、を問う問題作。
著者等紹介
福間進[フクマススム]
1942年、島根県に生まれる。大阪市立大学理学部大学院地学科修士卒。建設コンサルタント会社に就職。主にインドネシア、韓国、フィリピンでのダムの地質調査、施行管理。学生の頃に、民主文学運動に参加。また中央文学会、習作の会、河の会の同人になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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