内容説明
40年の時を経ていま甦る27歳の処女評論!天才詩人中原中也と格闘し、20代の前半を費やして書かれた青春の書!!
目次
1 プレリュード
2 中也詩の宗教性
3 中也詩のうたわれた“場所”
4 青春―富水太郎の失恋
5 故郷喪失者のうた
6 『青銅時代』
7 検証する怨念
8 怠惰の掟―中也詩における時間性
9 時代を孕んだ悲歌
10 “白”と“死児”の映像について―ゲオルク・トラークルと中原中也
11 恥の存在論―ジュール・ラフォルグと中原中也
著者等紹介
青木健[アオキケン]
1944年京城(現=ソウル)生まれ。名古屋大学法学部卒。1984年「星からの風」で新潮新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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