内容説明
豊後日田代官所の下級役人の子から、勘定奉行にまで登りつめ、幕末開国時のロシアとの外交交渉に当たった最後の幕臣川路聖謨。その毅然とした態度と明敏さでロシア使節に誇り高き日本人の典型を示した。国家の命運を背負った最初の外交官の姿を活写して、北方領土問題の原点に迫る史伝文学の記念碑!
著者等紹介
高木國雄[タカギクニオ]
1942年長野県生まれ。1968年から46年間弁護士として活動、現在に至る。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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