内容説明
古代から現代にいたる神と黄金による世界の支配の実態。絶対的に善なる唯一絶対神をいただくユダヤ=キリスト教を後ろ盾にした、欧米による金融帝国主義にどう立ち向かうか!知と倫理の座標軸をアジアへずらす試み。
目次
第1部 神による支配(人間の原罪か神の原罪か;黄金とともに去りぬ;国破れて唯一神あり;ヨーロッパの略奪;奇蹟の神学;悪魔の神学)
第2部 黄金による支配(黄金飢餓神の来臨;賎民から超民に;黄金と紙の帝国;ネジの緩んだ善能機械;モロク神の狂宴の果て;神を食う贋金)
著者等紹介
森和朗[モリカズロウ]
昭和12(1937)年、名古屋市生まれ。名古屋大学経済学部卒。NHKで報道番組などを担当。国際局チーフ・ディレクターを経て、日本大学芸術学部文芸学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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