内容説明
17世紀の聖職者にして魅力的な詩人の本格的研究。自然の美しさと濃厚なエロティシズムとをもつ詩集『小夜啼鳥と競いて』の豊かな世界を分析する。
目次
序
第1章 「蜜蜂の頌歌」―シュペーの自然描写
第2章 連作「イエスの花嫁」―「花婿」としてのイエス
第3章 「十字架上のイエス」―『美徳の書』と『詩集』におけるイエス
第4章 「三位一体頌歌」―神学とエロス
第5章 「牧歌」連作―神と自然
結論
著者等紹介
佐々木れい[ササキレイ]
1979年生まれ。広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。現在、広島大学非常勤講師。専門は、近世ドイツ文化・風俗史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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