死と乙女 プリンセスたちのドラマ

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862651822
  • NDC分類 942
  • Cコード C0098

内容説明

つねに意欲的な作品を創作しつづけるノーベル賞作家イェリネク。本書には死をモチーフにした「白雪姫」「いばら姫」「ロザムンデ」「ジャッキー」「壁」の5本のドラマを収める。

著者等紹介

中込啓子[ナカゴメケイコ]
東京都生まれ。お茶の水女子大学卒業後、東京大学大学院独語独文学修士課程修了。現在、大東文化大学外国語学部教授。エルフリーデ・イェリネク研究センター委員会(ウィーン大学内)海外委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk

5
複雑で難解な構文で死と乙女のカオスに迫る。読みごたえがあった。2019/08/22

ディヴァイン

3
基底をもった民話や神話世界から逸脱し、物語は予想しえない地点へと移りゆく。予想することができないために常にどの作品も不時着を免りえない。さらに、激しい言語作用が入り乱れカオスの警鐘が鳴り響く。だから、意味がどうも理解できない。思うにイェリネクは原文で読まなければならないのだろう、あれほどの音響効果を感じさせる言葉の一つ一つを鳴らすことは日本語では表しえられないから。2009/08/30

のほほんなかえるさん

1
存在の不確定さをいかにして乗り越えるかを模索している劇に読めたが、いかに。2012/05/09

深水

0
台本を読まされているような感じだなぁと思ったら、演劇の台本だったよう。哲学っぽいことを言葉遊びとともに伝えてきてるかんじ。訳し方も、まるで中学生が翻訳した英語のように原文ママのような感じがして読みづらかった。私には合わなかったようです。2013/01/07

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