内容説明
同窓会で再会した五人の女性たち。団塊の世代の選択したそれぞれの人生の幸福とは何であったのか。過去と現在をとおして描き、その後の人生がおのおの人生観、幸福感と共にあぶり出される。人生を振り返りどう生きるかを問う。第八回シニア文学新人賞受賞作。
著者等紹介
伊藤雄一郎[イトウユウイチロウ]
1937年、長野県南安曇郡(現安曇野市)穂高町生まれ。埼玉県所沢市在住。10代から誌を書き始める。現在「二行誌」「ハガキ詩集」編集・発行人。50歳から小説を書き始めて、「所沢文芸」の公募小説でデビュー。その後同人雑誌「獣神」に書き続けて、文芸誌「海燕」「文学界」等で取り上げられる。現在「獣神」編集・発行人を務める。03年頃より、“少子・高齢化”や“団塊の世代”の生き方などをテーマに書き続けている。2008年7月、“日本・クロアチア外交開設15周年記念平和展”に出品依頼されて詩を発表し好評を得る。同年8月、長編小説「幸福の選択」にて、第8回シニア文学新人賞(コスモス文学の会主催)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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