宮崎駿の時代―1941~2008

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  • サイズ B6判/ページ数 436p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862651549
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0074

内容説明

決定版!宮崎駿論一〇〇〇枚。

目次

二〇〇八年四月十四日 オリエンテーション
二〇〇八年四月二十一日 アニメーションは百歳になった―技術的視点から眺める「アニメ」と「アニメーション」
二〇〇八年四月二十八日 『ルパン三世カリオストロの城』に潜ってみよう
二〇〇八年五月五日 『風の谷のナウシカ』は「父」を殺す
二〇〇八年五月十二日 『天空の城ラピュタ』のふたりはセックスをしたか
二〇〇八年五月十九日 バーチャルふるさと論―『となりのトトロ』
二〇〇八年五月二十六日 『魔女の宅急便』は「夫」を探す
二〇〇八年六月二日 どこにも着地できない『紅の豚』
二〇〇八年六月九日 私の「ふるさと」はどこ?―『海がきこえる』『耳をすませば』
二〇〇八年六月十六日 飛べないナウシカ、『もののけ姫』
二〇〇八年六月二十三日 神の手が多すぎる『千と千尋の神隠し』
二〇〇八年六月三十日 反戦ってなに?―『ハウルの動く城』
二〇〇八年七月七日(午前の回) 「ぼくはもともとマンガ家志望だった」―マンガ版『ナウシカ』解読その1
二〇〇八年七月七日(午後の回) 地平線にはけっしてたどり着けない―マンガ版『ナウシカ』解読その2
二〇〇八年七月十四日 『崖の上のポニョ』公開を控えて

著者等紹介

久美薫[クミカオル]
米国Anime情報誌Anime News Networkスタッフ。月刊Animerica、Animation World Magazine等にも寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケルトリ

2
『トトロは田舎社会の悪い所は書かず、良い所だけを書いている、だから安心して見られる』。現実という明暗の両方があるなかで、極力いい面だけを書いているからジブリは安心して見ることができる。2020/04/12

アスタラビスタ

2
無意識に感じていた宮崎アニメの違和感をといてくれた本。最後の「太陽系」の話は非常に興味深くて、日本文化の他のカテゴリーでも応用できるんじゃないかな、と思った。個人的には宮崎アニメは一応見てるけどアニメ文化には詳しくないが、ジャパニメーションの海外での受容のされ方、OTAKU文化圏の広がりの図など、とても面白い。語り口が架空の講義形式のため、最初は軽薄に感じたが、読み進めるにしたがってわかりやすくて親しみやすいと感じた。2010/02/05

kogiku

2
今日本でアニメがどのように消費されてるか、の分析としても面白いと思う。○○を読み解くという名目の自分語りが多い中、覚めた眼を保とうとしてるあたりは好感が持てる。2009/05/04

ryo_zz

1
いろんな意味で面白い! 「ラピュタの二人はセックスをしたのか」「もののけ姫はナウシカの焼き直し」といった煽情的な言い回しを使う一方で、映画の時間ごとに区切った分析や表現分析をするなど、細かく丁寧な仕事も見逃せない。ただ、やたら(笑)ったり(爆笑)してたりするのが気になりますw2011/11/30

チル

1
「日本アニメ概論」みたいな感じ。どうにも全部読めないのでお蔵入り。2011/02/25

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