内容説明
時には主役、時には脇役で絵本に登場する蝶たち。物語の中でどのような役割を果たしてきたのか?『あかいふうせん』、『はらぺこあおむし』、『くさはら』、ビアトリクス・ポターや小山内龍の作品など、時代を超えてさまざまな国で愛されてきた絵本全49点を検証。欧米と日本の比較を軸に、その表現を読み解く。
目次
第1章 欧米の絵本(妖精の世界の中で;ポターの作品の中で;蝶はひらひら;蝶の成長過程;ストーリーの中での変容;植物とのかかわり;子どもと蝶;蝶のもたらすもの)
第2章 日本の絵本(蝶は巻頭に描かれる;小山内龍の作品の中で;蝶はひらひら;蝶の成長過程;ストーリーの中での変容;植物とのかかわり;子どもと蝶;蝶のもたらすもの)