目次
信じて生きていく―『銀の馬車』を読んで
永遠の同伴者を求めて―『うそつきエミリー』
ネズミたちが語りかけるもの―もう一つの世界に住むものたち
想像する力と自由―『ねずみ女房』の獲得した力
恩人から友だちへ―『黒ねこのおきゃくさま』
永遠を求めて―リンドグレーンの作品世界から見えてきたもの(前編)
永遠を求めて―リンドグレーンの中の「永遠の子ども」(後編)
自立した女性像をめざして―ローリングスにとっての『子鹿物語』とは
切断力と未来―筒井康隆・作『愛のひだりがわ』を読んで
統合と再生の庭で―バーネットにとって『秘密の花園』とは
靄の中の二人―「ピーター・パン」はなぜ生まれたか
わからない物語からわかる物語に―フィリバ・ピアス作『トムは真夜中の庭で』を読む
人間の中に潜む負の性質―『百まいのドレス(百まいのきもの)』を読んで
新しい「王」になろうとした男―『星の王子さま』とその母体としての『城砦』を読んで
著者等紹介
佐藤栞[サトウシオリ]
1952年北海道久遠郡せたな町生まれ。1996年特定非営利活動法人絵本・児童文学研究センター第六期卒業。1997年~児童文学研究会「まほうのえんぴつ」同人。2002年~「児童文学批評・扉の会」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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