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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
49
私の行く図書館では、児童書のコーナーに、こっそり隠れるように置いてありましたが、きっとね、大人のための童話です。全6話。疲れた時や、ちょっぴりさみしい時に読んでみてください。全部のお話の主人公が「わたし」なので、もうね、容赦なく不思議で素敵な体験をさせられちゃいますが・・・きっとね、「へぇー!童話も意外といいもんだなぁー!」って思われると思います。そして、その気持ちこそ!きっと小さなお星さまです。読んだ後、心の夜空でポッと光って、元気をくれると思うのです。2015/12/25
花林糖
18
【2019年花鳥風月読書会(1月1日~12月31日)】金平糖をつまみながら読むのがピッタリな優しく少し不思議な短編が6話。「星売りのくる町/お干しさまは、いかがです?/空に落ちた話/七夕の夜/ムーン・オレンジ/星が 生まれる夜」林原さんの優しい文章が心地良い。2019/01/19
野のこ
17
私の空想の世界が星の輝きでいっぱいになってしあわせな気持ちになれた童話集。しゃら,しゃららん,ちりりん♪サクランボ畑で撮れた果物の香りとほんのりピンクに光る星を熱いお茶やお酒に入れて至福のひととき、金のスプーンですくって柔らかな星の光に癒されて眠る、ほんのり甘くて優しい味。五感をも楽しめる物語にうっとりしまいました。「空に落ちた話」が特に好き。毎晩、眠る前に読みたいくらいです。きつねの子どもたちのクスクスと笑いあう可愛らしい声が耳に残りました。大切な人へのプレゼントにもいいかも。2017/02/26