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- > 日本の哲学・思想(戦後思想)
内容説明
「戦後思想」はいまだ今日性を失っていない。日本・韓国・スイス・フランスの研究者が一堂に会し、戦後日本の知的議論をリードした人々の仕事を検証する。
目次
1 いま、なぜ日本の戦後思想か(いかにして“戦争文化”と闘うか;なぜ日本の戦後思想を仏訳するか;「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想;戦後歴史学の光と影―第1部へのコメント)
2 憲法・平和・民主主義(戦後憲法思想の影、光、そして限界(?)
戦後日本の理想主義と現実主義
戦後民主主義論のナラティブ)
3 ナショナリズムとウルトラナショナリズム(戦後民主主義の分岐点に立つ丸山眞男と加藤周一;橋川文三と政治的ロマン主義;八紘一宇と平和憲法―下中彌三郎の超国家主義)
4 戦争と知識人(「現代思想」の基準と限界―中井正一をめぐって;イェルサレムの開高健;革命と転向―吉本隆明『転向論』と金達寿『朴達の裁判』のあいだから)
5 戦争体験と歴史記述(鶴見俊輔の「知識人の戦争責任」について;歴史記述と戦争体験―国家の分断と階級の分断;日本のカミュたち―旧支配国側の「脱植民地化」について)
6 日本・アジア・アメリカ(日本のアジア主義とアジアの統合;戦後思想と植民地支配;対米従属構造と戦後思想)
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