目次
序論 マキァヴェッリに対する誤解の歴史
第1章 自由の伝統(共和主義的自由;内部対立とメディチ家の統治;民衆的統治の経験;メディチ家の復帰;執筆時期の問題)
第2章 『君主論』の意図(「革新」の政治学;新しい「君主の鑑」;徳の勧めと長期的視座;新たな君主の類型とフィレンツェ)
第3章 共和国理論とフィレンツェの自由(規範と国内制度;実践と外交政策;徳と腐敗;イタリア解放の戦略)
第4章 祖国フィレンツェの再生(軍事力と市民の形成;フィレンツェ国制の提言;歴史の教訓)
著者等紹介
鹿子生浩輝[カコオヒロキ]
1971年生まれ。福岡県出身。西南学院大学法学部卒。九州大学大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)修了。博士(法学)。九州大学法学研究院助手などを経て、現在、同大学法学研究院協力研究員・九州女子大学非常勤講師。専攻は西洋政治思想史、政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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