目次
特集(分析的政治哲学とロールズ『正義論』;現代政治哲学における“分析”と“解釈”―ポール・リクールのロールズ論にみる「自己性」の問題;技術・美・政治―三木清と中井正一;公共の利益のための学問―ルソーとフィジオクラート;福澤諭吉における「実学思想」と政治―儒学・蘭学・洋学)
韓国政治思想学会からの寄稿 フランス共和主義の系譜と多文化主義―多文化主義の「失敗宣言」の政治学的意味を中心に
公募論文(マックス・ヴェーバーとカトリック世界―近代批判的ヴェーバー研究の歴史学的批判;政治思想学会研究奨励賞受賞論文・グローバル世界における人権の導出―自然法アプローチと尊厳構想へ向かって;政治理論は個別事実をどのようにふまえるべきか―D.ミラーの文脈主義的難民受け入れ論の批判的検討を出発点として;シヴィリティの両義性と支配―現代共和主義の観点から;ワイマール期におけるトーマス・マンの人文主義論―自己涵養と社会的連帯;フーゴー・プロイスの国際秩序観―直接公選大統領制構想の思想的前提;政治・道徳・怜悧―カントと執行する法論;石橋湛山の一九二〇年代における対外論の再検討―二つの使命観を手がかりに)
書評
二〇一三年度学会研究会報告
-
- 和書
- スペースピア17号