内容説明
それでも中国に住む現地編集記者が中国の若者事情を赤裸々リポート!!悩める「80後」「90後」の今を読み解く。
目次
第1章 政府系メディアのプロパガンダ(反日報道で始まった中国留学;政府のコントロール下にある中国マスコミ ほか)
第2章 6億人を超えたネットユーザーが中国を変える(中国共産党に監視されるインターネット;2chもビックリ!?恐るべしネット民の捜査力 ほか)
第3章 若者に浸透するジャパンカルチャー(ドラマ『半沢直樹』が中国でも人気に;子供の頃から日本アニメで育った80後世代 ほか)
第4章 中国人の日本に対する本音(南京大虐殺記念館で感じる反日教育の実態;中国の学校で教えられている反日教育とは ほか)
第5章 若者の現実から覗く中国の未来予想(東京をも超える地価上昇の上海;結婚のプレッシャーがハンパない80後世代 ほか)
著者等紹介
初田宗久[ハツタムネヒサ]
上海在住の現地ニュース通信社に勤める編集記者。早稲田大学卒業後、テレビ制作会社、出版社勤務を経て2010年9月より中国上海市の大学に1年間の中国語留学。2012年より編集記者として取材を続け、中国ニュースの日本語配信を行なう。台湾、香港などにも足を延ばし、得意の中国語を生かして現地の若者とも積極的に交流する。高級茶芸師の資格も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しー
4
中国からの情報の発信元は制御されていると思ってはいましたが、こういう体系になっているのねと、勉強になりました。中国で日本はどう報道されているか、かなりつらいこともありましたが、例えば昨年横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD)はこう捉えられていたのかと、その時アフリカのことしか考えていなかった私には、ドッキリでした。外交は二者間だけの問題ではない。大きな進歩が、見方を変えると大きなマイナスであったりするのですね。そんな問題と同時に、「倍返しだ!」の中国語は「加倍奉還!」だと勉強になりました。2014/09/23
かりんとー
1
政治とか興味なさそうだしね。利害関係がなければそれなりに付き合える人たちだと思うがね。2015/07/20