内容説明
「諦めることは最強剣道への近道である」剣を交わす前に相手が倒れるという究極の気の技法から日本人が忘れかけていた「武士道」の精神論まで脳梗塞を乗り越えた現役77歳が語る勝つ信念とは!
目次
第1章 「気の剣道とは」(明治村大会に初出場で優勝;堀口清先生との出会いで“気”の大切さに気づく ほか)
第2章 「八段になるまでの半生」(兄に憧れて剣道を始める;横山大観の画集がきっかけで絵画に熱中した中学時代 ほか)
第3章 「師匠たちとの出会い」(初めての師匠は、兄;昭和の武蔵、中倉先生との出会い ほか)
第4章 「剣道で学ぶ人生の智慧」(姿勢と構え;目付け ほか)
第5章 「多くの人と出会うということ」(ほかのジャンルへの興味も失わない;コミュニケーションの方法はいろいろある ほか)
著者等紹介
松原輝幸[マツバラテルユキ]
昭和11年福岡県生まれ。剣道範士八段、北九州市立戸畑柔剣道場戸畑剣道連盟会長。法政大学経済学部入学後、関東学生選手権優勝、全日本学生大会団体優勝・個人3位。卒業後、郷里に帰り、全日本選手権4回出場、全日本東西対抗9回出場、国体13回出場、第12回明治村剣道大会優勝など。平成25年5月に第109回全日本剣道演武大会剣道範士の部でも出場し、現役で剣道を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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