出版社内容情報
おこづかいの平均が本当に全体を表しているの?
ゲームのスコアが毎回違うのはなぜ?
そんな身近な疑問を入り口に、データの正しい読み解き方と活用法を学びます。
データサイエンスとは、たくさんのデータを集め、整理し、今や未来に生かす役立つ情報を見つける学問です。
たとえば、天気予報やおすすめ動画の仕組みもデータサイエンスが使われています。小学校の算数(統計)や理科(観察・実験)と関係が深く、プログラミング学習ともつながります。現在はAI(人工知能)と一緒に使われ、社会のさまざまな問題を解決するのに役立っています。
本書では、スポーツ、健康、環境などのデータがどのように使われているのかを紹介し、データの“うそ”に惑わされない視点を養います。こどもはもちろん、大人にも役立つデータサイエンスの「基本のき」を、身近な例を通じて楽しく学べる一冊です。
【目次】
内容説明
生成AI時代で差をつける、データを読み解くセンスをみがく。データサイエンスとは…多くのデータを集め、整理し、今や未来に生かす役立つ情報を見つける学問。
目次
第1章 知ってた?意外と身近なデータサイエンス
第2章 ところで、「データ」ってなんだ?
第3章 どうやってデータを集めるかを考えよう!
第4章 楽しい!データ分析はじめの一歩
第5章 データサイエンスの技術の入口を知ろう!
第6章 AI時代を生き抜く力「情報リテラシー」
第7章 スポーツも健康もデータサイエンスが変える!
第8章 これからはデータとAIを味方につける時代
著者等紹介
渡辺美智子[ワタナベミチコ]
立正大学データサイエンス学部教授。理学博士。日本学術会議連携会員。統計数理研究所客員教授。専門は統計学、データサイエンス。とくに、多変量解析、多次元統計モデルと統計・データサイエンス教育。2012年度第17回日本統計学会賞受賞。2017年科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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