出版社内容情報
友だちとうまくつきあっていくためには、相手の気持ちを考える力が必要です。
自分の気持ちを優先して行動しているだけでは、人とうまくつきあうことは困難です。一方で、相手のことばかり考えて自分のことをないがしろにしてしまったり、周りの意見に流されてばかりではトラブルのもとになってしまいます。また、人から好かれようとするあまり無理をしてしまうのも自分の心を傷つけることになってしまいます。
本書では、友だちを作るうえでの悩みの解決方法、友だちに好かれようとしすぎる気持ちが空回りしていないか、相手の気持ちをうまく考えるにはどうしたらいいのか、他人から自分はどう見られているのか、友だちとの間でトラブルが起こったときはどうすればいいのか、自分の気持ちを相手に伝えるためにはどうすればいいのかなど、こどもたちが日々の生活のなかで同年代の他人と心地よく自然につきあうためのスキルを解説していく本です。
内容説明
だれもがみんな悩んでいる。友だちとのつきあい方、知ってる?自分の気持ち、どう伝える。相手の気持ち、どう感じる。友たちづきあいの悩みを解消して楽しい学校生活を送ろう!
目次
第1章 友だちづきあいで悩んだことはある?
第2章 好かれようとしすぎて無理してない?
第3章 友だちになるために相手のことを考えている?
第4章 自分がどう見られているか考えたことはある?
第5章 友だちとの間にトラブルが起きたらどうする?
第6章 自分の気持ちを相手に伝えるにはどうしたらいい?
第7章 自分と友だちの両方のことを考えよう!
著者等紹介
相川充[アイカワアツシ]
東京学芸大学名誉教授。広島大学大学院を修了。博士(心理学)。東京学芸大学大学院の教授を経て、筑波大学大学院の教授で退職。専門は対人心理学。人づきあいは当人の性格や心がけではなく、人づきあいの技術でよくなるというソーシャルスキルの考え方を、ビジネスや学校の現場に普及させる努力をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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