中東の経済学

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中東の経済学

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862557285
  • NDC分類 332.26
  • Cコード C0031

出版社内容情報

中東の動向は、世界経済に直結している。
石油、天然ガスなどの第一次エネルギーで世界とつながる中東地域を掘り下げれば、経済の未来がみえてくる!

【構成】
■Part.1 石油産業の歴史としくみ
石油産業の構造
世界的大企業サウジアラムコ
石油取引の形態と価格決定
スタンダート石油
中東の石油産業のはじまり
赤線協定
アラビア半島での石油発見
サウジアラビアの石油発見
第二次世界大戦後の石油共同支配
メジャーに暗雲立ちこめる60年代
資源ナショナリズムの動きとOPEC結成
メジャー支配からOPECへ
…など

■Part.2 世界と日本のエネルギー事情
世界の一次エネルギー消費動向
化石燃料の消費割合
日本の一次エネルギーの状況
石油はあとどれくらい採れるのか?
石油の生産量・消費量
世界最大の産油国アメリカ
石油価格の推移
石油の貿易
天然ガスはあとどれくらい採れるのか?
天然ガスの生産量・消費量
…など

■Part.3 中東のオイルマネーの循環
中東経済でもっとも重要なのは石油価格
中東産油国の財政の柱は石油
サウジアラビアの財政はラクじゃない
レンティア国家
「課税なくして代表なし」
レンティア国家における石油収入の循環
みんな公務員
国が相手じゃ勝負にならない
民間企業も地主さん
石油価格が低いと王様もツライよ
…など

■Part.4 中東の貿易と投資
中東の貿易
中東貿易の二強 サウジとUAE
アラブ・ボイコット
イスラエルとの貿易開始
カタール断交問題と経済関係
カタール経済は断交でダメージを受けた?
棚からぼた餅のオマーン
トルコがリードする地域経済統合
域内貿易が少ないGCC
もともとのドバイは地域の物流拠点
…など

■Part.5 労働構造と人的資本
中東の労働市場の特徴
外国人だらけの湾岸諸国
男だらけの湾岸諸国
移民送金
外国人労働力依存の問題点
公務員での雇用も限界?
労働力自国民化
「働かざる者食うべからず」になるか?
…など

■Part.6 中東経済の未来戦略
中東経済の新たな針路
サウジアラビアの「ビジョン2030」
投資を通じた国づくり
スポーツを通じた産業育成
趣味がビジネスに~競馬~
観光開発
イスラム金融の拡大
…など

※内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。

内容説明

日本にとって、石油を通じて中東は重要な地域です。しかし日本で中東政治や文化についての出版物はありますが、経済関連のものは皆無といえます。本書は、トレンドをおさえつつ学術的な観点から中東経済のしくみ・成り立ちを説明し、世界との関係性を考えるための入門書です。

目次

プロローグ 中東の基礎知識
1 石油産業の歴史としくみ
2 世界と日本のエネルギー事情
3 オイルマネーの循環
4 中東の貿易構造
5 労働構造と人的資本
6 中東経済の未来

著者等紹介

細井長[ホソイタケル]
1977年生まれ、秋田県出身。立命館大学国際関係学部、同大学院国際関係研究科博士前期課程、同大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。現在、國學院大學経済学部教授。専門は国際経済、中東経済、エネルギー経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
日本にとって、石油を通じて重要な地域である中東。トレンドをおさえつつ学術的な観点から中東経済のしくみ・成り立ちを説明し、世界との関係性を考えるための入門書。中東はそれぞれどんな国々なのか。イスラム教の基本から、上流と下流に分かれる石油産業の構造、米欧主導から少しずつ変わりつつある中東各国の石油産業の歴史と仕組み、脱酸素時代の石油産業を解説しながら、世界と比較しながらの日本のエネルギー事情を考察していて、アジア各国は中東にとって重要な顧客のようですが、ロシアから供給が切れて日本は比率が他国よりも高いですね。2024/07/01

sakadonohito

9
始めにマグリブを含めて中東と書いておきながら本書では主にアラビア半島に絞った内容いなっていて、どうしてマグリブを含めて中東と語った?となった。ちょっと正確性が疑わしい内容もあった。中東で産業が育たないのは、石油を高く売るために自国通貨高(輸出産業に不利)が常態化しているのと働かなくても生きていける人が多いから。男性は学習意欲勤労意欲共に低いらしい。尚、出稼ぎに行く人は人権無視の奴隷扱いされるのを覚悟して行ってください。2024/09/17

スプリント

6
石油を産出する国としない国。 宗教問題に揺れる国。 欧米とのポジションに苦慮する国。 様々な中東諸国の事情の概略を掴むことができる。2024/11/30

たろーたん

3
サウジアラビア(3640万人、聖地メッカがある)、アラブ首長国連邦(944万人、アブダビが石油の中心で、ドバイが非石油産業の中心)、カタール(269万人、石油に加えて世界最大のガス田)、エジプト(1億1099万人、今は援助される側、外貨不足、IMFから融資も受けてる、スエズ運河の通行料が国家収入の大きな柱)、トルコ(8497万人、エルドアン大統領「インフレだが利下げ」)、イスラエル(955万人、軍需産業が発達、アメリカと関係が深い、ハイテク産業が発達)、(続)2025/01/31

ゼロ投資大学

2
中東は世界でも有数の産油地域であり、世界の産油量の多くを占める。中東諸国のほとんどの国の経済財政が石油輸出に依存しており、原油価格に大きな影響を受ける。石油は大きな収入源となっている一方で、石油に過度に依存しないように新たな産業の育成を行っている国も多い。2025/02/08

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